おもひあつめ

前述のとおり、今アトリエ内は隣にあるギンギアナムの香りでいっぱいだ。。

私は元々強い香りや人工的な甘い香りが苦手で、お店や漁港(タイに行った時のピピ島に渡る港はほんとうに危なかった(笑))などで、ウッとなってしまうことがある。

2011年に富岡美術博物館で企画展をしていただいたときに、会場中を作品で埋め尽くしたかったのでアトリエに置いていた作品を大量に持ち込んだのだが、その時、担当学芸員のSさんに「上野さんて作品に何か香りとか付けてるんですか?どの作品も苺みたいないい香りがするんですけど。」と言われた。

苺は確かに好きですけど(笑)これまでそんなこと誰にも言われたことはなかったので驚いた。
部屋に入った時だけほんのりいい香りがするのは好きなので、お部屋用芳香剤や、夏の蚊除け剤で、気に入った柑橘系(1番はグレープフルーツ☆)の香りを見つけた時だけ置いていたりはするのだが、苺ではないし毎日でもないし…。

この秋冬は金木犀にハマって、アハロバターのシャンプー&トリートメントとハンドクリーム、ちょっと前は日本の梔子の香りのハンドクリームを使っていた。そういえば今トイレの消臭スプレーはアップルミントかも。。
ちゃんと考えてみるとおそらく昔から、使っている好きな香りは柑橘系だけではなく、そういうのが少しずつ積み重なって、当時、苺の香りの作品たちになっていたのだろうか...(笑)

その後Sさんは寿退職されて他県に行かれたと風の便りに聞いた。
一緒に展示を作ってくださった貴重な方。
今は何をされているのかなぁ。。

いい香りを嗅ぐと思い出すエピソード...

※ 前のお宅の桜の花びらがうちの庭にもやって来ました☆
散ってしまうのは残念ですが、見つけると嬉しくて踏まないように避けたりします(笑)

追記:今居間におやつに行ったら父がポンカンを食べていて、部屋中が最っ高の香りでした♪(笑)
ちなみにここ、アトリエの目の前には、庭の要らない枝を切ったのを束ねたところに、鳥の巣のような籠を置いて無印良品の素焼きの石みたいのにグレープフルーツのアロマオイルを染み込ませるのが置いてあります。透明なのは蓄光の夜ぼんやり光るやーつで100均です。散らかっているので(苦笑)アップで(笑)
ドライのユーカリは折れてしまったのでなんとなく乗せてます。。

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