おもひあつめ

これまでずっと描いてきて
ここに書くことは、少しでも日常というか現状というか
特別ではない事象が伝わればいいなと思っているけれど
きっと書けば書くほど、言えば言うほど、伝わらなくて
表面の一部分だけがふわふわと伝わってしまうんだろうな、。
私の描く赤い蟻は自分でありあなた(絵を観ている人物)。
色んな性格や環境や状況の蟻たちは歩みは違えど、みんな明るいほうへと向かっていて
最後にはきっと辿り着くという、
未来を持った蟻なんだけれど、それが全然伝わらない。
この文章でも伝わっていないのかもしれないけれど
話下手で、その場の質問に答えるのに必死過ぎて本意を話せていないのか、伝わっていなかった、むしろ逆に伝わっていたと思う。
「話すのは苦手で」って言うと「作家は作品で語るわけですから問題ないですよ」ってみんな言うけれど、はたして。
未熟なんでしょう。
でも、こんなにも伝わらないのだったら一体これまで私は何をやってきたのだろうか...、。
あまりに空しくて悔しくて描く気になれないので
近所の神社周辺まで3000歩くらいの散歩。
春以来?
空地だったところに新しい家がたくさん立って人が住んでいて
人が住んでいたところは大きな雑草と烏瓜の森になっていた。
そんな中でも人の気配の名残の柿の実が色付き、鬱蒼とした中に彼岸花の赤が浮き立つ。
そしてそれが交互に、当たり前のように隣り合っている不思議。



今からもう一度散歩に行って
夜はしっかりと絵を描こう。。。

今年、うちの庭もそうだけど、散歩道でも金木犀が蕾のオレンジさえも見えなくて、どうしてしまったんだろう…と思っていたけれど、
調べたら気温の高い年は開花が遅くなるのだという。
なるほど。。。
そんなことを考えながら湯船に浸かっていたら、来年の個展のメーンの作品の構図が浮かんで来た!🌟


さあて、今日も今日とて描きますか!
😉♪

可愛いフェンス
ボトっとすごい勢いで落ちてきて、見たら栃の実だった。
5センチくらい。
当たったらきっと痛い..
誰かがお供えした薬玉が可愛い
誰かが置いた毬栗が絶妙
アメンボがいっぱい
白粉花の香り漂う
自然に飲まれる
夕焼け

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