会。
ひとりの画家が亡くなった。
深いお付き合いではなかったけれどお世話になった方。
人の死をそのままの形で描くという絵に対する考え方が合わなくて、お会いする機会も無くなってしまった。
参列させていただいたお別れの会では、沢山の作品の他に、その方がこちらに住むようになった経緯、周りの人とどう関わって来られたのかが語られ、歌われた。
人好きで、心の熱い、周囲と共有もぶつかることもできる方だったようだ。
昔の青春ドラマを見ているかのような温かい会だった。
ひとつの時代の絵描きの生き様を見せていただいたそんな気がした...
帰宅して、ふと思い浮かんだのは“たとえばぼくが死んだら”。
たとえば私が死んだら、まぁ今日の会をなぞったイメージをするならば、事前にお願いをしておけば(笑)友人がギターとブルースハープで歌ってくれるかもしれないけれど、語られるような人とのエピソードもないので、
会とか式も特にはなく、数年後とかに風のうわさで「そういえばあいつ死んだらしいよ」「あ、そうなんだ」くらいで、どこかで誰かが話してくれたら嬉しい、かな。。
(笑)
その会の帰り道に気になる桜を発見!
忘れていたけれどそういえば前にもここにあると思ったのだった。
思い出す機会をいただけてありがたい。
数日のうちにまた取材に行ってみようかな。。。